ブログ記事一覧

GI値の定義

2026-05-09 [記事URL]

GI値とは、食品・食材を摂取した後の血糖値の上昇度合を指数で表したものです。主食類の最高GI値・最低GI値の食品・食材をみますと、精製されて色が白いものがGI値が高く、逆に無精製に近く色が濃く(茶色、黒)のものほど、GI値が低くなる傾向が見られます。


ダイエットを助ける褐色脂肪細胞の秘密(2)

2026-05-07 [記事URL]

褐色脂肪細胞は、体温保持のために体熱発生エネルギーに使われる性質を持ち、多細胞と呼ばれ、細胞内に小型の脂肪滴が多数存在します。褐色脂肪細胞の数は小児期に多く、成長に従い減少し、成人期以降には腋下や肩甲骨付近にわずかに存在する程度まで少なくなります。赤ちゃんの体温が高い理由の1つは、この褐色脂肪細胞が活発に働いているからです。また、背中や脇を刺激するエクササイズを行うと全身の異化代謝が高まる、と言われるのもこのためです。熊などの冬眠する哺乳類は褐色脂肪が多く、冬眠中は褐色脂肪細胞が熱を産生し、体温低下を「防ぐ働きがあるといわれています。


ダイエットを助ける褐色脂肪細胞の秘密(1)

2026-05-02 [記事URL]

脂肪細胞は、白色脂肪細胞(蓄積型)と、褐色脂肪細胞(代謝型)の2種類に分けられます。いわゆる肥満型の原因となり、一般的に『脂肪』と呼ばれるのは、白色脂肪細胞のほうで、皮下や内臓周囲に蓄積されます。白色脂肪細胞は単細胞性と呼ばれ、細胞内に1つ、大型の脂肪滴(お腹のブヨブヨ、皮下や内臓の脂肪組織中の脂肪細胞や、脂肪肝の幹細胞内に浮かぶ油滴)を持ちます。


加齢と女性ホルモンの作用 

2026-04-27 [記事URL]

更年期以降になれば、妊娠の可能性が低くなることと、エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)といった女性ホルモンの分泌低下により、女性でも男性型の内臓肥満になりやすくなります。つまり、女性ホルモンは内臓脂肪の蓄積を抑制しながら、臀部や大腿部といった下半身への体脂肪の蓄積を活発にしたり、筋肉量が少なくても骨量の低下を防ぐ働きがあります。ダイエットで女性の臀部や大腿部が痩せにくいのはこのためであり、下半身の体脂肪が減りやすいのは授乳期のエネルギー不足を補うときだけだといわれています。

さらに、年齢による差では、若年期は身体活動量や代謝が活発なのに対して、加齢とともに運動量や代謝が低下するために体脂肪は増えやすくなることに加え、女性の場合は女性ホルモンの減少が拍車をかけるので、普段から生活習慣の改善や運動量の習慣をつけることを心がけるべきでしょう。


体脂肪の分布と性差

2026-04-25 [記事URL]

肥満は体重だけで判断するのではなく、体脂肪率が重要なこと、さらに、体脂肪の分布が問題であるとして、内臓脂肪の多い上半身肥満(リンゴ型肥満)のほうが、皮下脂肪の多い下半身肥満(洋なし型肥満)よりも疾病リスクが高いです。それでは男女の差はどうでしょうか?内臓脂肪タイプは男性に多く、皮下脂肪タイプは女性に多いのですが、その理由として、比較的筋肉量が多い男性では、腕や脚および背や胸に筋肉の蓄積があり、体脂肪が蓄積できるスペースが少ないために、腹部の内臓周辺に体脂肪が貯まる内臓脂肪型肥満になりやすくなります。女性では、出産の必要から腹部のスペースは開けておかなければならないので、比較的筋肉量の少ない腕や脚および背や乳房に体脂肪が貯まりやすく、特に臀部や大腿部には脂肪細胞自体が多い傾向があります


 痩せすぎもまた危険

2026-04-20 [記事URL]

肥満が致死的な疾患の原因となることは知られており、ダイエットに対する関心は高まる一方です。しかし、同時に〈痩せすぎ〉の失病率も高いことはあまり知られていません。ダイエットを志す際は、計画的で無理のないダイエットを実践し、目標体重に到達してもさらに体重を落とそうとするなどのやり過ぎは禁物です。


肥満症の定義と疾病リスク(2)

2026-04-18 [記事URL]

増加した内臓脂肪が分解されて大量の脂肪酸が血中に入ると脂質異常が発症し、肝臓に入るとインスリン抵抗性(インスリンの感受性を低下させる病態)を経て、高インスリン血症(血糖値を下げるためのインスリン量が異常に多く分泌されている病態)となります。これらは耐糖能異常や高血圧を発症させながら動脈硬化へと進行させることから、肥満(特に内臓脂肪主因)自体が他のすべてのリスクファクターの原因でもあるともいえます。


肥満症の定義と疾病リスク(1)

2026-04-15 [記事URL]

肥満が原因で生活習慣などが発症して治療を要する場合を「肥満症」といいます。その多くは腹囲が大きい上半身肥満(リンゴ型肥満)で、内臓脂肪が過剰に蓄積された男性に多いタイプです。また肥満、脂質異常症、高血糖圧、高血糖値、高血圧という危険因子(リスクファクター)のうち3つ以上重なると、1つもない人に比べて約35倍という確率で動脈硬化を発症する可能性があるといわれています。


肥満の種類

2026-04-11 [記事URL]

国際的には肥満BMI(ボディ・マス・インデックス)値で判定され、日本では25以上で肥満とされていますが、より正確には、体に脂肪が過剰に」蓄積した状態を指し、肥満は大きく分けて2種類が定義されています.(1)単純性肥満化;疾患が原因として特定されず、食べ過ぎや運動不足などが原因による肥満をいい、90%以上がこれにあたります。(2)症候性肥満:特定の疾患(遺伝的要因、内分泌機能や視床下部の異常、薬物等)が原因となる肥満をいい、ホルモン異常で発症するクッシング症候群などがこれにあたります。


内臓脂肪の悪玉構造(2)

2026-04-07 [記事URL]

分解された大量の遊離脂肪酸は血管を通ってまずは肝臓へと流れ込み、肝臓でのインスリン感受性が低下し、高インスリン血症を発症させます。全身の血管に流れ込んだ大量の脂肪酸が、中性脂肪を盛んに合成して脂質異常症を発症させます。これらは、「耐糖能異常(血糖値の異常)」「インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪い)」「脂質異常症(血清脂質が高い)」「高血圧」という(内臓脂肪症候群 メタボリックシンドローム)と呼ばれる症状を引き起こし、糖尿病、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)や脳梗塞などの動脈硬化性疾患などいずれも致命的な疾患を引き起こす可能性が非常に高くなります。内臓脂肪は悪の根源なのです。しかし、内臓脂肪は分解されやすいという特徴があり、活発に動けばエネルギー消費されやすい脂肪であるということでもあります。日頃の食事習慣とともに、活動・運動習慣を見直すなど、様々な病状を引き起こす前の対策が重要です.


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