ワニと体温と代謝のお話(2)
人間は、常に約36~37℃度前後に体温を保っており、哺乳類や鳥類に多く見られる「恒温動物」といわれる分類に属します。気温や水温などの外部温度に左右されず、主に代謝による体内の熟産生で体温を一定に保つ能力を備えています。外気温が低い冬には基礎代謝を高めたり、寒い外でブルブル震えて筋肉を動かして熱を産生し、逆に暑いときは汗腺から汗を皮膚表面に出して熱を奪われて、体温が上がらないように調節するなどして、体温変化のリスクを減少させます。同時に恒温動物は、変温動物と違い、体温のわずかな変動がカラダの正常な機能や状態に大きく影響する弱点があります。そして体温を保つために、常に植物からエネルギーを摂取しなければならないリスクも抱えることになります。人間は睡眠時にエネルギー摂取ができないため、体温を下げることで消費エネルギーを抑えようとします。健康的な生活で自律神経が正常に保たれて寝つきがよい人は、夜間になると手足などの温度を上げることで熱を放出され、体温が下がり眠りに落ちていきます。







