股関節が痛む。もしかすると…
今回は変形性股関節症についてお話していきます。
特徴は股関節が痛む方や、先天性股関節脱臼の経験がある年以降の女性に多いです。
簡単に言うと股関節の変形を起こしてた方に多く、脱臼をするとさまざまな装具をつけて治すのですが、中高年になると変形性の脱臼の症状が現れてしまうのです。
こうなると足を引きずって歩くことになってしまいます。
この変形性股関節症とは股関節の軟骨がすり減って変形がおこってしまうのです。
この股関節は体重が乗る関節なので少しでも軟骨がすり減ったり、変形が生じると非常に敏感に痛みや違和感が感じる事になるのです。
股関節の軟骨がすり減ると隙間がなくなってしまい骨がでこぼこしてきます。
また股関節にはまっている大腿骨の骨頂賀いびつに変形してしまい、とげみたいなギザギザができて激しくいたむようになります。
この変形性股関節症は実は股関節だけでなく全身におこりうる疾患です。
首や肘、膝など筋肉が薄く少ない箇所におきることが多く、でも背骨や肩、腰にも全身起きる可能性はあります。
症状があっても痛みを感じない患者様もいらっしゃいますが大抵、加齢や身体を酷使する事により変形はします。
治療法は正直なんともいえません。しかし少しでも軽減、楽になる方法はあります。進行を防ぐことも。
まずは干渉波です。股関節は体の深部にありますが、干渉波も体の深部まで行き渡らせることが可能です。
そして、股関節を中心に支えているお尻の筋肉(中臀筋、小臀筋)をマッサージして筋肉をほぐします。
股関節には体重が非常にかかりますので体重を制限することも、患者様にとってとても重要なことになります。
病院で手術をすすめられる事も多くいらっしゃいます。確かに骨に問題が起こる疾患なので手術をされると改善される方はいらっしゃいます。
しかしまた約10年後とかに再発されることが多くあるので何回もとなるはさすがに体の負担にもなります。
ただ手術を行う前に少しでも骨盤(骨格)や周りの筋肉の調節・矯正をしっかり行うことで楽になる患者様もいらっしゃいます。
一度当院で調節をしてみませんか?