食の欧米化で脂質の割合が増加した?(2)
全人口に占める糖尿病人口の割合は、アメリカの8.0%に対して日本は12.5%と高くなっており(2002年)、2007年になると日本の糖尿病人口はさらに増えています。全健康調査(NHANES)では、2000年のPFCバラン[P18.2%:F32.8%:C49.0%]は、」1971年のPFCバランス[P20.7%:F36.9%:C42.4%]と比較すると、脂質が減り糖質が増えており、同時に肥満率は1971年の14.5%が2000年には30.9.%に増えています。つまり、約30年間で米国人の脂肪摂取率は4.1%減ったが肥満率は16.4増えたということになります。肥満や生活習慣の増加の原因として脂質だけに焦点を当てるのではなく、糖質の過剰摂取にも目を向けるべきであるということです。







