異化作用における代謝の種類(2)
就寝中は睡眠代謝といい、消費エネルギー量は基礎代謝の0.8倍です。そのまま目覚めた(目を開けた)状態で動かないでいるときが基礎代謝の状態で、起き上がり、座位になって動かない状態が安静代謝、立ち上がり少し動く時点が活動代謝、そして活動代謝に含まれますが運動状態に入った時が運動代謝というように、異化作用としての代謝は、段階に分けて大別することができます。さらに、食事をとった際、消化・発酵・吸収の過程でエネルギー発散を伴うことから、それを食事誘導性体熱産生といいます。これらすべての代謝を増やすことが、消費カロリーを高め、ダイエットには有益となります。