無酸素運動と有酸素運動についての誤解(3)
有酸素運動にあまりこだわりすぎず、全身の代謝を上げてエネルギー消費を増やすことを心がけていれば、肥満は解消できます。また、有酸素運動を20分以上続けなければ体脂肪は燃えないという理解がまだ一般的で、脂肪細胞内の体脂肪を分解する酵素リパーゼは、体内温度が十分上がらなければ作用しないことなどがその理由とされます。しかしこれも誤解で、たとえば5分や10分ごとに休憩をとる形で運動を行っても、結果的に交感神経の働きによりリパーゼが活性化されるので、体脂肪消費に十分効果的であるといえます。







