内臓脂肪の悪玉構造(2)
分解された大量の遊離脂肪酸は血管を通ってまずは肝臓へと流れ込み、肝臓でのインスリン感受性が低下し、高インスリン血症を発症させます。全身の血管に流れ込んだ大量の脂肪酸が、中性脂肪を盛んに合成して脂質異常症を発症させます。これらは、「耐糖能異常(血糖値の異常)」「インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪い)」「脂質異常症(血清脂質が高い)」「高血圧」という(内臓脂肪症候群 メタボリックシンドローム)と呼ばれる症状を引き起こし、糖尿病、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)や脳梗塞などの動脈硬化性疾患などいずれも致命的な疾患を引き起こす可能性が非常に高くなります。内臓脂肪は悪の根源なのです。しかし、内臓脂肪は分解されやすいという特徴があり、活発に動けばエネルギー消費されやすい脂肪であるということでもあります。日頃の食事習慣とともに、活動・運動習慣を見直すなど、様々な病状を引き起こす前の対策が重要です.







